LIFESTYLE

アンダードッグ効果(負け犬効果)で不利から逆転勝利につながる心理効果

アンダードッグ効果って知っていますが?

簡単に説明すると、不利な状況である人を『がんばれ!』と応援したくなる心理効果とされていますね。

個人的にこの効果はメッチャ分かります。

『完全に強い人』も好きですが、もともと不利な状況なのに

その逆境に立ち向かって頑張っている人は

自然と応援したくなりますよね。

 

この効果をアンダードッグ効果というようですね。

 

アンダードッグ効果(負け犬効果)で不利から逆転勝利につながる心理効果

アンダードッグ効果という言葉だけ聞くと、

心理効果の一つなのかなとして少しとっつきにくい感じもします。

 

簡単にアンダードッグ効果についての説明を引用しておきますね。

 

アンダードッグ効果(Underdog effect )とは、選挙前の勝敗予測で、不利であると報じられた候補者に対して多くの同情票が集まり、逆転勝利へとつながる現象をいいます。

『判官びいき効果』『負け犬効果』とも呼ばれます。

アンダードッグ効果は、『川に落ちたかわいそうな犬は助けられる』という逸話に由来します。

つまり、”可哀想な犬を助けてあげたくなる”という同情の心理効果です。

出典:https://swingroot.com

 

同情を誘うっていう言葉があるように、

相手の苦悩を自分の事のように感じさせることができれば

応援したくなるって気持ちもわかります。

 

ジャンプ漫画によくある?

しかし、こういった状況ってジャンプ漫画によくある内容ですよね。

週刊少年ジャンプに掲載される漫画の一部は

元々弱かったけれど、努力して相手に勝つ

といったストーリーがあります。

 

様々な努力をして、困難に立ち向かい、

相手を倒すといったところに、感情移入することで人気になっているものも多いでしょう。

 

顕著なのは、最近では

週刊ヤングジャンプにて連載中の『キングダム』でしょうか。

 

テレビ朝日の『アメトーーク!』にて放送されて以降、

爆発的な人気になり、一時期では、全国の書店から『キングダム』が消えるほど

人気だったことがありましたよね。

 

キングダムでは、主人公の信がまさに不利な状況からのスタートでした。

『下僕』という平民以下の位から

友人の死を経験し、自ら行動を起こし

様々な苦境を乗り越え、現在は将軍の地位に立とうとしています。

 

この頑張る姿に感情移入することが多いのでしょう。

 

 

個人的には壁将軍についても感情輸入する声が多いように思います。

ストーリー上はおっちょこちょいなところや弱さが見えてきますが、

そういったところからも壁というキャラクターを応援したい人は多いはず。

 

これ、まさしくアンダードッグ効果ですよね。

今回のストーリーで壁ファンも増えたのではないでしょうか。

 

 

金足農業の甲子園での奮闘

続いて例を出すのであれば、

2018年夏の甲子園にて準優勝の快挙を成し遂げた金足農業高校でしょうか。

わたしはほとんど甲子園は見ないのですが、

あの快進撃には痺れるものがありました。

 


自らを雑草軍団として、弱小であることを明かしながらも、

試合に勝利した時は

身体をのけぞりながらも全力で校歌を歌う。

 

この様子は、

テレビ越しに見ていてもどこか晴れ晴れとさせ、

気持ちいいものがありました。

弱小ながらも、甲子園優勝に向けて全力で戦う。

そういった様子がしっかりと表れています。

 

この姿に魅了され、

決勝の大阪桐蔭高校との試合では、

通常であれば優勝した大阪桐蔭高校が注目されるはずなのに、

甲子園が終わった後にメディアを見てみると

金足農業一色。

地元に帰るときも生放送で中継されていましたね。

もちろんこれらもアンダードッグ効果の一つでしょう。

 

アンダードッグ効果の使い方

アンダードッグ効果を効率よく使用するためには、

まずは『ダメな自分』を見せることが必要です。

 

どこか策略めいた感じに魅せるのではなく、

曝け出すような感覚が必要です。

秘密主義という方には向いていないかもしれませんね。

 

まずは自分の弱いところを見せ、

同情の心理を働かせることが第一です。

 

ただ、ダメな自分だけを見せても意味はありません。

それだけだったら私だったら『じゃあ、やれや!(笑』ってなります。

 

そう、そのダメな自分を見せた後に、それを

全力で克服しようとする姿勢が必要です。

 

個人的には、Youtuberに徐々にファンができていくのも

そういった心理が働いているのではないかと思います。

 

おわりに

いかがでしたでしょうか。

アンダードッグ効果について多少なりとも参考になれば幸いです。

是非、活用してみてください。

-LIFESTYLE

© 2023 BUZZ Blog-LABO Powered by AFFINGER5